朝倉郡筑前町にオープンした、カフェ。
透明な光は沢山の色が集まってできた光。
沢山の色を重ねると透明になる。
生きていると色々な人と出会い、経験し、自分自身が何色かわからなくなる。
でも、プリズムを通すと見えていなかった自分の色が輝きだす。
そのような思いで名づけられ、朝倉郡筑前町にオープンしたカフェ。
「スケルトン状態の空間を見たときに、天井高が高く断熱材もないことから外部と内部の中間の気温でアウトドアグッズを配置したらグランピング気分で食事ができるのではないだろうか？」とのお施主様からの思いで本計画が始まりました。
メインスペースは、外部とのつながりの雰囲気を出すために床の仕上げ材料は使用せず既存の土間仕上げのまま活用いたしました。
更に全体の天井・壁は、すべて仕上げず木造の構造を見せることで温かみを演出し、森の中にいるような空間の演出をしました。
そして筑前町は、花と緑に包まれ、きれいな水が豊富な自然に恵まれた場所です。
自然との共存性を消さないために、外部土間は統一性のないデザインにしました。
