福岡県福岡市西区にある、九州大学フジイギャラリー。
本計画は、施工のみ弊社で請け負わせていただきました。
九州大学の旧箱崎キャンパス内の総合研究博物館には約145万点の様々な分野の学術標本・資料が収蔵されています。
フジイギャラリーは九州大学の伊都新キャンパスにおいてこれらの貴重な資料を展示する場となり、大学博物館の知的活動と交流を支援する機能の一部を担うものとして整備されました。
建物デザインコンセプトは、総合研究博物館のロゴから発想した「鳥の羽」をモチーフとし、九州大学の学生が大志を持ちより大きく羽ばたいて欲しいという、大学関係者や卒業生の想いにもつながるデザインとなっています。
また、本ギャラリーは伊都新キャンパスの玄関口に位置しており、大学の主要施設である講堂と図書館をつなぎ、魅力的な人の流れを生み出す役割も担っています。
夜になると、建物全体の表情も変わりダイナミックかつ開放感を与える空間となっています。